自民党岸田新総裁誕生と私の1年間の戦い
間近で支えてきた者として、壇上で新総裁としてスピーチをする岸田さんの姿を見て、嬉しく、そして誇らしい気持ちで、涙が出ました。そして、今日から新しい国づくりが始まると思うと胸が熱くなります。
岸田さんの出馬表明から1ヶ月、厳しい選挙戦でした。
チーム岸田の一員として、全国の党員の皆さん、全国組織の皆さん、そして党本部の事務局の皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。また、インターネット等を通して応援してくださった国民の皆さん、本当にありがとうございました。大変励みになりました。
私自身の戦いは、1年前から始まっていました。
昨年8月、当時の安倍総理が辞意を表明された後、その次期総裁選挙は、全国の国民と協力してこの国難を乗り切って行くためのリーダー選びであり、広く信任を得る必要がある — 当時の青年局長として、多くの仲間とともに、全国の党員投票をともなった総裁選を実施すべきだと強く主張しました。結果は、ご存知の通り、「フルスペックの総裁選」を行わず、両院議員総会で選出することになり、各都道府県に割り当てられる3票は、予備選(党員投票)を実施できるように取り付けたのが精一杯でした。力不足でした。
あの時のどうしようもなく悔しい思いを、この1年、持ち続けてきました。
署名に賛同した多くの党員、国会議員にも申し訳なく、当時の自分の立場で、そのできない理由を論破することが出来なかったことも悔しくてたまりませんでした。必ず自民党改革を成し遂げる、強い想いを持ってきました。
今回は、任期満了にあたりフルスペックの総裁選が前提でしたが、その当時、場合によっては、総裁選を延期し、衆議院を先に解散する可能性がありました。そうなると、自民党、むしろ政治自体が国民の皆さんから見放されてしまうのではないかという強い危機感を持っていました。それだけは避けなければならない— 多くの仲間とともに、正しく総裁選が開催されるよう、強い意思を持って動いていました。国民の声を聞き、その声をかたちにするためには、多様な人材が国民に開かれた場で幅広く議論し、考えを共有する必要がある。そして、その考えを共有した上で、皆で問題を解決していく政治にしたいという思いでした。
そのように先行きが不透明な中、勇気を持って、自民党改革を掲げ、手を挙げたのが岸田さんでした。選挙公示日が確定する前から出馬表明したことで、約1ヶ月間の長い選挙戦になりました。岸田さん自身、前回の総裁選から大変悔しい思いで1年間過ごされていました。コロナ禍の中、全国を周り、地域の皆さんの生の声を聞き、この国難を乗り越え、新しい日本を築いていくのだと、派手さはありませんが、本当に丁寧に政策を訴えていました。多くの議員票は、その政策に賛同し、岸田さんの聞く力、包容力が信頼されたということなのではないかと思っています。
今回の総裁選挙は、結果的に多様なバックグラウンドと政策を掲げる4人が立候補し、国民に見える形で幅広い政策議論ができたことは、本当に良かったと思います。
足下では、国難というべき状況が続いています。まずは、新型コロナ対策に全力を挙げます。そのためにも、数十兆円規模の経済対策を年内に成立させる必要があります。その先には、新しい資本主義の構築、自由で開かれたインド太平洋の実現、さらには少子化対策など、この国の未来に向けた課題が山積しています。
これからの政治はチーム戦です。総裁選を戦った候補とチームの皆さんとともに、岸田新総裁を支え、全力で国難に取り組んでまいります。
岸田新総裁の政策はこちらをご参照ください。
今回ご覧いただいたように、党員になると自民党総裁選挙で投票することができます。私の友人でも今回それを知って早々に申し込みをしていました。
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新政権発足以来、注目が集まる #デジタル庁 。FNNの取材を受け、昨年秋からの1年で自民党青年局長として組織のデジタル化を進めた経験を振り返り、デジタル庁の成功に向けては人材確保と、変革のモチベーションづくりに必要な小さな成功体験の積み重ねの大切さを話しました。https://t.co/5GVjQ3mKHw
— 小林史明(衆議院議員/広島7区/福山市) (@kb2474) October 31, 2020