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2013年6月25日20/20議員連盟 2020年合計特殊出生率2.0達成へ

今日の夕方は20/20(にぃまるにぃまる)議員連盟の設立総会へ出席。
小池百合子衆議院議員を会長とし、縦割りでなかなか前進しない少子化対策を
しっかりと進めようというもの。
20/20の由来は2020年に合計特殊出生率2.0の達成を目標に!という意味。

なぜこれだけ少子化対策を!という風潮になっているかというと、
ご存知の方も多いかもしれませんが、下記のようなデータがでているからです。

※国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」より
【人口予測】
2010年:1億2806万人
2030年:1億1662万人
2048年:1億人以下
2060年:8674万人
☆生産年齢人口(15歳~64歳) 8173万人⇒4418万人

人口が減少するということは消費者が減ることは勿論、
生産者つまり働き手がいなくなるということです。
これは大変な問題がおこってきます。

よくこの問題の解消として保育所の充実があげられますが、
本当にそれだけでよいのでしょうか。

少子化の要因は何か。

ひとつは未婚率の上昇と考えます。

非正規雇用でも正規雇用でも収入が少ない、安定しないということで、
結婚をためらう同世代が多くいます。
私自身も同じ心境です。
(そんなようではいかんとは思いますが、正直な気持ちはそうです。)

これを解消するには、中小企業を活性化し、新たな雇用をうむこと。
これは経済産業省の分野。

そもそも、必要とされる能力を保持した就業意欲の高い若者を多く育てることも必要ですから、
学校でのキャリア教育を充実する。
これは文部科学省の分野。

ふたつめの原因は育児と仕事の両立が難しい環境。

ここに対しては保育所の充実。
テレワークなど多様な働き方の導入。
これは厚生労働省の分野。

まだまだ多くの要因、解決策はあると思いますが、
前述のように、要因は多くの分野にまたがっているため、
これまでのような各省での取り組みでは前に進みません。

そこで、全省庁の分野を見渡しながら、政策を実現する必要があります。
そんな想いを持った同志の仲間でできた議員連盟。
しっかり取り組んでいきたいと思います。