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2013年8月12日日航機墜落事故から28年を経て 

今日は日航機が群馬の御巣鷹の尾根に墜落した日です。

3年前、まだドコモ群馬支店に勤務していたときに、実際に墜落現場へ上りました。
時期としては5月でしたが、それでも現場までの道のりは坂も急で険しく、息をきらした記憶があります。

頂上に向かう途中に展示があるのですが、
そこに残された遺書を忘れることができません。

河口博次氏(享年52)大阪商船三井船舶神戸支店長(当時) 
「マリコ 津慶 知代子 どうか仲良くがんばって ママをたすけて下さい パパは本当に残念だ きっと助かるまい 原因は分らない 今5分たった もう飛行機には乗りたくない どうか神様 たすけて下さい きのうみんなと食事したのは 最后とは 何か機内で 爆発したような形で 煙が出て 降下しだした どこえどうなるのか 津慶 しっかりた(の)んだぞ ママ こんな事になるとは残念だ さようなら 子供達の事をよろしくたのむ 今6時半だ 飛行機はまわりながら 急速に降下中だ 本当に今迄は 幸せな人生だったと感謝している」

振動のせいか精神状態のせいか、決してきれいな字ではありませんでした。

自分自身が苦しい状況になり視野が狭くなりはじめると、この言葉を思い出します。
当時、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。