Blog ブログ

2014年6月27日福山市が地方中枢拠点都市モデル地域に採択されました

リンクのニュースのとおり福山市が総務省施策の中枢拠点都市のモデル都市として採択されました。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS27038_X20C14A6PP8000/?n_cid=TPRN0009

この件は昨年から総務省の担当者とともに、何とか福山市に手をあげてもらい全国でも数少ない2県をまたいだ都市連携のモデルとして、成果を上げてほしいという思いから調整を続けていました。

もちろんすべて私がというわけではなく、そもそもそういった地域連携の土壌がありましたし、医療をかわきりに、市長がリーダーシップを発揮してすでに周辺都市との連携組織がありましたので、きっかけをつくっただけですが。。。。何より、採択にむけて方針決定後、一生懸命地域の成長戦略策定に汗をかいた実務者の方の尽力なくしてはできず、比較的近くで見ていた私としては感慨深い思いです。

地元の方はよくご存じですが福山という都市は元々は吉備の国であり、備後地域として、広島県西部の安芸の国とは経済圏が異なるルーツを持っています。

現在でも広島市内より、岡山県側の笠岡や井原などとの関係が深いのです。

今回の施策はこれまでのように、福山市だけですべての機能を持つのではなく、観光は尾道へ、企業誘致は福山へ。その分、お互い収入を分配したり、財源も市の枠を超えてやりくりしましょうというものです。

この施策については行政だけではなく、経済界・医療・福祉など各分野でも連携が重要になってきますので、ぜひこの機会に知っていただき今後の流れをつかんでぜひさまざまなことにチャレンジしてください。

人口減少を少しでも抑えるために地方への人材回帰が必須となる中、福山、備後地域がそのモデルケースとなれるようサポートしていきたいと思います。