政治に女性の力を。
9月までの青年局長の任期中に掲げた政治のダイバーシティの実現は、新たに私の政治活動テーマのひとつとなりました。今期、女性局で女性政治参画推進部長に就任。また、女性活躍推進特別委員会の幹事にも加わり、まずは政治の世界に圧倒的に不足している女性議員を増やしていきます。
社会の多様化に伴い多様化する社会課題を解決するためには、多様な人材が必要と考えています。女性だけでなく、私が取り組んでいるテクノロジー政策も専門分野として取り組んでいる議員が少ないですし、障害者をはじめ困難を抱えている人などもその体験や知見を生かして制度づくりに参加できるようにし、多様な見地から議論する政治であることが大切です。
とはいえ、簡単ではないのは、女性の議員を増やすには、まず女性の候補者を増やさなくてはなりません。私たち現職議員が、議員として働くことの意義や面白さを体現し、魅力を伝えるとともに、候補者として選挙に挑戦し、当選できる道筋を示していく必要があります。
自民党では、女性局主催で「女性未来塾」を開いて、社会課題を解決したい方、将来政治家になりたい方、政治について学びたい方の応援をしています。先日、その女性未来塾の特別講座女性候補者育成コースで、演説のトレーニングセッションを行いました。
50名近い方が全国から参加し、国会議員からは12人がメンターとなり、グループに分かれてそれぞれ2分間の演説を2回し、それに対してメンターがフィードバックして改善していきました。贔屓目なく、実践的かつ充実した内容で、自分が候補者の時にもこれぐらいの研修があったらよかったのにと羨む議員も多くいたほどです。
不妊治療や地域の人口現状問題など、身近な社会課題をテーマに解決策を訴える言葉から伝わってくる、自分たちが生きる社会を良くしたいという真っ直ぐな情熱と、フィードバックを元にすぐに改善し前向きに取り組む姿に、非常に明るい未来を感じました。
女性政治参画推進部長は新たに創設されたポジションで、政治に関心を持ち、積極的に政治参画する女性を増やし、その先に、女性議員の候補者を増やすことがミッションです。全国の意欲ある女性が、仕事や家庭と並行して、学んだり、現職の国会議員や志を同じくする女性同士とも情報交換できるような仕組みを作っていきます。政治のダイバーシティ実現のため、女性が政治の世界で大いに活躍できるよう取り組んでいきます。
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新政権発足以来、注目が集まる #デジタル庁 。FNNの取材を受け、昨年秋からの1年で自民党青年局長として組織のデジタル化を進めた経験を振り返り、デジタル庁の成功に向けては人材確保と、変革のモチベーションづくりに必要な小さな成功体験の積み重ねの大切さを話しました。https://t.co/5GVjQ3mKHw
— 小林史明(衆議院議員/広島7区/福山市) (@kb2474) October 31, 2020