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台湾訪問 蔡英文総統との会談など

3月18日〜20日の期間、青年局幹部(鈴木馨祐青年局長、小倉將信国際部長、佐々木紀団体部長)と台湾を訪問しました。
今回の訪問の意図としては、一つは蔡英文総統との会談を実現し日台関係の強化をはかること。
二つ目は蔡英文総統就任後、強くなってきている中国からの圧力に対し、日本は台湾を支援する想いを政権幹部に共有することです。この件については、すでにいくつかの国際会議に台湾が出席できない事態が発生しており、それに対し日本としても出席を求める声明を出し、支援しているところです。
台湾では、蔡英文総統、陳建仁副総統、蘇嘉全立法院長ら現政権幹部と会談し、
蘇嘉全立法院長への表敬や院長主催食事会には王金平前院長はじめ立法委員(台湾における国会議員)も多く参加し、
日本の国会議員との友好を大切にする台湾側の姿勢が強く感じられました。
訪問の翌日、蔡総統のツイッターでも今回の青年局訪問に対しメッセージをいただきました。
また、李登輝元総統には台北市内のご自宅にお招きいただき意見交換の機会をいただきましたが、
90歳を超えてなお情熱を持って活動されている姿に大きなエネルギーをいただきました。
さらに、桃園市、台南市を訪問。鄭文燦、頼清徳両市長とそれぞれ食事をともにしながら懇親を深めた他、奇美博物館などへの視察を行いました。桃園市では(台湾における市は日本でいう県のような単位)若者政策を専門とする部署での取り組みについての意見交換もさせていただき、今後の日本での取り組みの参考になりました。
なお、この組織の責任者は台湾JCの元トップであり、2013年福山市で開催されたJC主催の国際アカデミーに参加された経験があり、福山の話題で盛り上がりました。
2泊3日の限られた日程でしたが、内容の濃い意義ある訪問にすることができました。
今後も台湾との関係強化に努めていきたいと思います。