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2014年11月2日 国際化の進展にあたって福山に必要なものは何か、考えてみました

普段、市政や県政範囲の施策について触れていませんが、今回、所属してい団体の仲間から、今後の国際化にむけて福山に必要な対応はなんだろう?という相談をもらったので、テーマを限定して具体的に考えてみました。

■2020年 訪日外国人観光客2000万人目標
・外国人観光客用の環境整備
ex.Wi-Fi 外国語表記 ハラル対応など

・日本文化の継承、文化財の保護・活用と発信力強化
ex.鞆の浦の街並み保存、国宝明王院と草戸千軒遺跡展示の集約、神辺の葛原邸・廉塾の保護・活用 福山城の積極的活用など
ここに福山在住の約250人の外国人留学生にも協力してもらうことで、市民との交流もうまれ、発信力強化と魅力の再発見にもつながるのではないでしょうか。

・観光マネジメント人材の育成
国内に観光学部というのはまだ少なく、ITが発達した現在であれば欧米の優秀な教授の授業を遠隔で受講することも可能。
市内の観光・宿泊業は慢性的に人材不足のため、一定以上のサービスが提供でき語学も対応できる人材育成は必須です。
ex.福山市立大学に観光学部創設

・都市間の観光連携
ex.直島⇒倉敷⇒鞆の浦⇒尾道⇒宮島 など。。。。

・クルーズ船の積極誘致および瀬戸内海の自然を生かした観光
特に多島美の瀬戸内海に海外からの注目があつまっており、千人以上が乗船し一人平均3万円の消費が期待できるクルーズ船が立ち寄れる港を整備してはどうか。地中海クルーズでも大型船が停泊できない港には、沖合に停泊し、クルーザーに乗り換えて上陸させています。

ex.内海フィッシャリーナの再整備

■国際競争
・ものづくりの高度化
工業都市福山に理系人材の育成機関が不足している。

・ビッグデータ活用などITの急激な発達
IT人材の育成は全国的に急務。

ex.福山市立大学に情報通信を含めた理工学部の創設
もしくはポリテクカレッジの強化・拡充

・物流の強化
福山バイパスを早期に整備し、国際港として福山港を強化。
福山を山陰、四国への物流拠点の中心に。

思いつくものを羅列しましたので、これはいらない。
もっと他にこんなものがある。などご意見あればぜひいただけると嬉しいです。

国政として地方創生を掲げる中、皆で協力して故郷を国際的に競争力のある都市にしたいですね。