新型コロナワクチン接種記録システム、接種証明に関する一部報道について
内閣府大臣補佐官に就任して3週間。新型コロナワクチン接種記録システムについて、インタビューを受けた記事が中国新聞と産経新聞に掲載されました。その中で発言した「接種証明」について、関係各方面からお問い合わせをいただいていますので、現状お話しできることを共有したいと思います。
接種証明については、世界保健機構 (WHO) でも国際標準化にむけて議論がされています。日本としては、主に国際的な往来で求められることを想定しています。
日本においては、現状、厚労省が、ワクチン接種券に付与される「予防接種済み証」を保管し、活用することと定めています。その運用管理だと、「予防接種済み証」の紛失や汚損については、ご自身が住民票のある市役所などに行き、窓口で再発行が必要となります。その際、現状定めている運用管理では、接種履歴が自治体の予防接種台帳に記録されるのに2ヶ月程度時間差が発生し、迅速に接種履歴を確認できないことが想定されます。
紛失や汚損は、一人暮らしのお年寄りなどの問題のように思われがちですが、日々忙しく仕事や育児、家事などに追われる我々すべてが抱えるリスクで、私自身も人ごととは思えません。また、この問い合わせ対応は、ただでさえも逼迫している全国の自治体や医療関係者の方々の業務のさらなる負担となります。
新たに構築しようとしている接種記録システムでは、迅速に接種履歴の確認、再発行など、接種証明の必要性に対応できるようにしたいと考えており、オンラインでの接種履歴の確認や手続きができるよう、検討をすすめています。
引き続き、まずは、新型コロナワクチン関連業務に従事する全国の自治体や医療関係者の方々の不安と負担を軽減できるよう、努めてまいります。
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※冒頭写真は産経新聞の記事の一部
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