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#kobafumihuddle デジタルで未来をよくしよう 春の全国ツアー2023 Vol.8 東京

衆議院議員 小林史明
#統一地方選挙2023 東京都 区議選 自民党公認新人候補者
塩澤よしたか(渋谷区)
さいとう美空(渋谷区)
仲田みずき(北区)

小林:
このシリーズ、2年前の衆議院選挙のタイミングからずっと繰り返してきているんですが、今年の1月からは、ちょうど統一地方選挙のシーズンということで、地方議員の皆さんと一緒にこのインスタライブをやっています。今回は東京都の区議選に出ている20代の自民党公認候補の皆さんとです。

東京以外の視聴者の方も多いと思いますが、ぜひお知り合いがいたら伝えてもらいたいと思いますし、何でこの区議選に挑戦しようと思ったのかとか、どんなことをやりたいと思っているのかという話も聞いていきたいと思うので、まずは自己紹介をそれぞれいきたいと思います。

じゃ、塩澤さんからどうぞ。

塩澤:皆さん初めまして。私、自由民主党公認の塩澤よしたかと申します。渋谷区で生まれて渋谷区で育った、現在25歳であります。97年生まれです。区議会議員選挙被選挙権最年少なんですけれども、今回、その自分の育った区で区議会議員の選挙が来るというのも、一つのタイミングの縁だなというところで、育った街に恩返しをするという思いで選挙に立候補させていただいています。よろしくお願いします。

小林:ありがとうございます。では続いてさいとうさん、お願いします。

さいとう:こんばんは、さいとう美空と申します。塩澤さんと同じく渋谷区から今回出馬させていただいております。
もともと小学校の教員をしておりまして、子供たちがもっともっと夢を持てる社会にするためにはどうしたらいいのか、ずっと教育現場で考えていたときに、やっぱり子供たちって別に学校だけで育つわけではないので、地域全体であったりとか、大人がどういうふうに生きているのかというのを見て成長していくと考えたときに、やっぱり行政の力を使った教育改革が必要だなというのを強く感じたので、出馬を決めさせていただきました。どうぞ応援よろしくお願いいたします。

小林:お願いします。では、仲田さん、どうぞ。

仲田:初めまして。自民党公認の仲田みずきと申します。北区から出馬をさせていただいております。私は1996年生まれの26歳で、もともと大学で社会福祉を学んでいたりとか、北区の子供たちとか、お手伝いとかをいっぱいやらせていただいていたので、その延長で、地域の福祉とかに取り組みたいという思いがありまして、立候補させていただきました。よろしくお願いいたします。

小林:よろしくお願いします。
そして皆さんのフォロワーも参加していて、私も初めての人がいると思うので、自己紹介すると、衆議院議員の小林史明です。テクノロジーの社会実装で多様でフェアな社会をつくりたいということで、最初の選挙はもう10年前、29歳のときに初めて挑戦をして、今4期目、11年近く経ちました。規制改革やデジタル政策にこれまで取り組んできています。

今日は、皆さんにしか見えていない景色の中で、これからどんな街を東京でつくっていきたいのか。それぞれの区でつくっていきたいのかという話を共有してもらえるとうれしいですし、全国の皆さんには、これだけ新しい人材が、チャレンジする人たちが政治に来ていて、実はこの地方の政治って面白いんだということも伝わるといいなと思っています。そして新しいチャレンジをしている若い人材がいるということを、ぜひ共有してもらえたらうれしいなと思っています。

それぞれの地元のいいところ、住んでいるからとか、選挙でいろいろ地域を回っているからこそ、実はうちの区の魅力ってこんなところがあるというのを聞かせてもらいたいと思います。何か地方に行くと、観光地とか、名産がありましてとかあると思うんですけど、なかなか東京の23区それぞれ、魅力を語るとか聞くことってないので、ちょっと聞きたいなと思います。

まずはじゃ、北区からいきましょうか。

仲田:はい、ありがとうございます。渋沢栄一さんという方がいらっしゃいますけど、渋沢さんの半生、ほとんど北区で過ごされていて、商工会議所の初代の会長さんであったりとかというところで、今回新1万円札になるというところなんですけども、国立印刷局の工場がも北区にあって、北区で1万円札でつくられるというところで、もっともっと私的には、出生地の深谷市さんより北区を推していきたいなという、強い思いでいます。

小林:いいですね。さすがいいネタ持っていますね。

仲田:ありがとうございます(笑)。23区の中でも大きい公園、飛鳥山というんですけど、この間散っちゃったんですけど、桜がすごいきれいで。今回バージョンアップをして、カフェとかもできたりとか、公園内が整備されていて、すごいきれいなんですよ。なので、ぜひ来ていただきたいです。

小林:ありがとうございます。渋沢栄一さん、実業家で有名ですけど、政治家もやっていたことありますもんね。そういう意味ではまさに二刀流的にかなり初期から活躍していたということなので、ぜひ北区、渋沢栄一で注目してください。

では、続いてさいとうさん、お願いします。

さいとう:渋谷区の魅力なんですけれども、渋谷区では、「違いをちからに変える街。渋谷区」というところで、すごく多様性というところを尊重しているというところがすごく魅力だなと思っていて、先ほどもちらっと、渋谷に住んでいる、住んでいない人のみたいな話があったと思うんですけど、私が住んでいるのが本町というエリアなんですけど、渋谷って本当、いろんな場所があって、いろんな人がいて、いろんな地帯があってというところで、本当、渋谷駅、原宿駅みたいな、いかにも「ザ」というところもあれば、私が住んでいるところとか、本当に下町文化のところなので、そういった何かいろんな文化がミックスできていて、それをお互いによしとしているところ。お互いにいいところを取り入れながら、何か今って、例えば効率化で、アナログはちょっとよくないんじゃないかみたいな風潮もなきにしもあらずなんですけど、そうじゃなくて、そこにアナログだからこそのいいところがあるよねとか、非効率だからこそ、みんなでつながれるよねみたいな、そういった「ちがい」を本当に認め合えるというところが、すごく渋谷区の魅力だなと思っております。

小林:なるほど、いいですね。意外とこの都会感がある渋谷にもそういう場所があるということですね。
どうですか、塩澤さん。同じ渋谷区としては。

塩澤:はい。僕も渋谷区です。二つ僕ちょっと思いついたんですが、一つは、モビリティーに困らないというのがあります。それは、公共交通もちろんそうなんですけど、バス、電車、大変発達しているというのはあるんですけど、シェアサイクルとか電動キックボードのポートとかむっちゃ多くて、これ、ほかの区ももちろんあるとは思うんですけど、渋谷区って特に行政もシェアサイクル推進していたりとかというのもあって、至るところに、マンションのこんなスぺースにもポートがあったりとかして、大変困ったときにぱぱっとスマホでモビリティー使って移動ができるという意味では、渋谷区すごい便利だなというのは一つあります。

もう一個は、渋谷駅中心ではあるんですけど、やっぱりスタートアップ企業とか新しいサービスを目指している企業の人がむちゃくちゃ多いんですよ。自分も例えばこの企業のサービス、ちょっとヒアリングしたいとか、商談まではいかないけれども、ちょっとゆるっとスタートアップの人と話したいみたいなのがあったとして、結構そういうのが渋谷のスクランブルスクエアのところ、QWS[キューズ]とかというコミュニティーがあったり、いろんなハブが存在するのが多くて、新しい風というか、ビジネスのセクターの人とも会いやすいし、渋谷だったらみたいなところで集まってきてくれるというのは魅力なのかなというふうには感じています。

小林:今、渋谷はスタートアップが一つの新しい魅力になっていますよね。

塩澤:そうなんですよ。最近本当そうですね、特に。

小林:なので、遊びにいくところとか、エンタメの街というところから、少し変わってきているというのが面白いところだなと思って。そういう意味でもダイバーシティーのある街で、とても魅力的だなと思いますね。街の魅力を語ってもらったところ、その魅力ある街をどう変えていきたいかというのを聞いていきたいと思うんですが、ぜひ、まず皆さんに共有したいのは、私も最初当選したとき29だったと言ったんですけど、政治の世界って、あまり年齢気にする必要はないなと、当選してみて思うんですね。

塩澤:そうなんですね。

小林:何かこう自分の企画次第とか、周りをどれだけ巻き込めるかで、あまり年齢関係なく、どんどん成果が出せる世界なんだなというのを、私もこれまで10年やってきて、見て思うので、ぜひ、自分が若いからとか関係なく、自分がやりたいことを堂々とみんなに共有してもらえたらうれしいなと思っています。

さいとう:私は先ほども申しましたように、もともと教員をやっていたというところで、やっぱり教育をよくしていきたいというところがあります。なので、子供たちのために環境をよくするというところと、教員、大人が働きやすくするという両面からやらないといけないなと思っていて、まずは教員の業務量、私も教員やっていたとき、本当に大変だったので、でも、それって決して減らせないのかといったら、私そうではないなとすごく感じたので、そこを削減できるようにしたいです。渋谷区は財源もあるのと、いろんなIT企業もあるので、そこと連携して、もっともっとその教員の業務量減らして、その分子供たちにかけられる時間を増やしたいです。子供たちの教育というところで、生きる力というのも強くつけていかないとしようがないので、キャリア教育だったり、グローバル教育だったり、金融教育というところも、渋谷にはたくさんの企業があるので、もっと連携しながら、教育現場でずっと生きてきた教員だけでなく、実際に働いている方とか、いろんな業種の方、いろんな国籍だったり価値観の方と、何人と出会えるかというのがすごく人格形成で大事だと思うので、そういったもっと周りを巻き込んだ、そういった教育をやっていきたいなと考えております。

小林:学校を地域に開いて、多様な人たちが入って来られる関係をつくっていくということですね。

これ、学校の先生の負担を下げるってすごい大事だと思うんですよね。それが教育の質にも直接影響してくると思うので、何か実際に学校の先生を経験したさいとうさんだからこそ、これをやればすぐにでも業務が変わるんじゃないかというのはありますか?

さいとう:そうですね。何か結構、いろんなことをもう既に取り組まれていると思うんですけど、例えば、ICTを活用してみるとか、いろんな機械を導入してみるみたいな、たくさんあるんですけど、結構現場の側としては、それを覚えるのも大変なんです。その研修の時間を取ったりとか、結局何か業務量を減らすといっても、一回業務量をものすごく増やされてしまうので、それって現場としては結構苦しくて。だったらその人を派遣してもらって、もっと人を入れて、そうなるとツールじゃないとなってしまうんですけど、でも、まずは一回、人間を増やすことで、ちょっと一時的にでも業務量減らしてもらって、その間にいろんなツールとかを覚えてというふうに、一回そこを踏まないと、その予算だけ入れてもらって、じや、これやっていいですよといわれても、やっぱりそれを覚えるための時間に関するコストというところが、何かうまくかみ合っていないなというのはすごく感じていたので、そこがあるだけでも、今の同じものでも変わってくるなと思います。

小林:それすごい大事ですね。よくあるんですよ、この新しい仕組みが入ればいいだろう、というんですけど、そもそも仕事がいっぱいのところに仕事のやり方を変えるって、むちゃくちゃ負担になる。やっぱりそれができるための余裕をまず作って、変わったらまた最適な人に戻していくというような。これはもう経験をもとにした、本当に具体的でかつ実用的な提案だと思うので、ぜひ実現してほしいなと思いましたね。

さいとう:ありがとうございます。

小林:塩澤さん、何やりたいですか?

塩澤:ありがとうございます。僕、今自分がブログとか政策書に書かせてもらったことが一つと、せっかく小林さんいらっしゃるので、やりたいなと思っているんだけど、まだ政策までにはブラッシュアップできないことを一つ共有させてもらって、フィードバックもらえればなと思うんですけど。

1点目は政策書いてあるやつで、防災政策の一つなんですけど、僕、そもそも自治体、基礎自治体、渋谷区が、何を最もやるべきかって、やっぱり地域防災だと僕は思っているんです。1人1人の生活と命を守るというのが、自治体、行政の使命、大前提だと僕は思っていて、なかなか1人1人じゃ守り切れないところ、意識行かないところのリスクに鑑みて政策を打つというのが大事で、今、避難誘導の仕組みというか、そこを変えたいなと思っています。街にある街頭案内板のような、区が出している街頭案内板ってあるんですが、古っぽい地図みたいな。あれを電子化して、通常時は普通の地図として機能させればいいし、有事の際には切り替えて、こちらが避難所ですよ。避難所まで何メートルですよというのを多言語で表示できるしくみをつくりたい、電子化してやりたいです。デジタル掲示板と呼ばせてもらっているんですけど、それに限らず、例えば渋谷といったら思いつくのって、あのスクランブル交差点の電光掲示板。いろんな広告が出ているような掲示板も、ひとつ防災という意味で、有事の際には誘導灯に変えられると思っているので、そういう渋谷らしさというか、電光掲示板、防災有事の際にはこちらが避難所ですよというふうに案内できるようにしたいんですね。

渋谷区は、ご存じだと思うんですけど、住んでいる方より訪れる方の方がめちゃくちゃ多い区なので、そうなってくると、住んでいる方にいくら防災マップ渡したりとか、ハザードマップ渡しても、住んでいる方はもう周知されているから分かっているんですけど、訪れる方、観光客含めて、いざ来たというときに、大震災、大災害起きたときに、逃げられるルートと案内というところを周知して、よりスムーズにしていかないと、本当、人数多くてパンクしちゃうので、そこはまず渋谷の防災政策、絶対やらなきゃいけないなと思っている一つ。

やりたいなと思っているんですけど、何でできないのか分からないから、政策とまではいかないんですけど、インターネット選挙は早くやりたいと思っていました。

つくば市でスーパーシティー構想の文脈で取り組むというところがあるので、先行事例として、制度的にも技術的にも課題は少ないんじゃないかなと思っているんですけど、若者の街渋谷というところもありますし、政府、行政のDXというところもすごく言っているので、何でこの民主主義の根幹である選挙が、まだまだDX、デジタルにならないのかというのは、すごく一区民として疑問なので、それはもし僕が議員になったら提案したいなというふうには思っていた点です。
以上です。

小林:いいですね。何かさっきの電光掲示板の話は、平時の便利、有事の安心ということで、普段からマルチユースと考えておく。

塩澤:そうですね。

小林:電光掲示板だと、広告が自由にやれたりとかして、ある種税金も使わず、収益モデルもつくれるかもしれないし、有事のときには多言語で出したりとか、ほかの情報出せるという意味では、すごいいいと思いますね。ぜひ。何か民間企業のスボンサードも入れて、どんどんやるというのは、渋谷だとモデルとしてやれそうな気がするので。

塩澤:やりやすそうですね。

小林:オンライン投票は、ぜひ渋谷区から進めてもらえたらいいと思うんですけど、提案は、ステップ分けたらどうかなと思って。

塩澤: ちょっとメモします。

小林: すごいね。メモるんですね、ありがとうございます。
インターネット投票が何でできないかというと、スマホで投票できるようになると、例えば私が塩澤さんの横にいて、「おい、塩澤。小林に投票しろよ」って、結構簡単に言えるようになっちゃうというのがあるんですね。これはエストニアなんかは、何回でも投票し直せるとか、最後紙でやったらというので担保していたりするんですけど、そうはいっても、もしかしたら、その機会すら失われる可能性があるということで、みんな運用で不安になっちゃうんですね。なので、その手前に電子投票ということで、投票所に行ったらタブレットがあって、マイナンバーカードかざしたら、とりあえず自分の住民票のある候補者に投票できると。

塩澤:投票所に行って押してもらうけどということですね。

小林:そうです、そうです。だけど、渋谷区に住んでいる大学生で、住民票は広島、みたいな人、結構いるわけですね。

塩澤:めっちゃいます。

小林:その人たちが電子投票でどこでも地元に投票できるようになったら、大学とか駅とかでも投票所を開いて、もうとにかくどの人でもみんなそこで投票できるようになるというのが一段階目。

二段階目は、コンビニとか郵便局のATMですね。これはカメラもついているし、一定閉鎖空間が保たれると。

塩澤:なるほど、確かに。

小林:そうするとモバイルよりは、もう少し安全性が担保されると。三段階目が、まさにモバイルでどこからでも投票できるというのと、今の法律上も、電子投票はできるんですね、自治体で。

塩澤:そうですね。

小林:なので、マイナンバーカードかざして、タブレットで投票できるみたいなのは、ぜひもう渋谷区からスタートして、先陣切ってもらえるといいですね。

塩澤:マイナンバーカードで住民票とかもう出せるようになっていますから、ATMとかコンビニというのも、結構現実的なのかなと思いましたし。ステップを踏んでというのは確かになと思いました。勉強になりました。やります。

小林:新しいことをやろうとすると、不安になるひとたちがいるので、段階を切るというのがいいかなと。

塩澤:ありがとうございます。

小林:仲田さん、どんなことをやりたいですか?

仲田:はい。私も幾つかあるんですけど、そのうちの一つが、やはり行政サービスのデジタル化というところで、北区は23区の中でもデジタル化がちょっと遅れてしまっているという部分がありまして。最近戸籍謄本がコンビニで取れるようになったという感じなんですけど、やっぱりそういった申請書類とか戸籍謄本の発券だとかというのがコンビニで取れるまでは、結構私、立候補届出すのに戸籍謄本、区役所で発行してもらって、私のときは45分発行にかかってしまって、地域の方の声とかも聞いてすると、何かさまざまな申請手続で、区役所に2時間居っ放しだったりとか、複数の場所というか、いろんなところを転々としないといけないというのがすごい時間が取られてしまってという相談をいただいたことがあります。区役所の職員の方も一生懸命いろんなことをやってはいただいてはいるんですけども、そういったところで北区はいち早くデジタル化を推進していかないといけないなという部分があるのと、その一方で、高齢化率も23区内ですごく高くて25%なんですけども、そういった、高齢者の方に「デジタル化やっていきたいんですよね」と言うと、「私ちょっと分からないんだよね」とすごい言われていて、私自身、さっきちょっとインスタで手間取ったぐらいなので、デジタルって苦手意識を持ってしまうと、本当に何も分からないという、苦手意識がちょっと残ってしまうみたいなんですね。なので、できれば我々はデジタル化で効率化した行政の人員配置というのを見直して、人という部分でしっかりサポートできるようになることこそ、デジタル化として考えています。

あともう一つ取り組みたいことは、さっき塩澤さんが防災とおっしゃっていたんですけれども、私も防災はすごい取り組まなきゃいけないことの一つだなと思っていて、北区は大きな河川、荒川があって、氾濫したしたときに、水没する地域が結構広範囲に広がっていて、その広範囲に広がっているところと高台との境目が崖になっているんですね。なので、歩いて避難ができるということができない地域になっているのに、避難する橋というのがまだまだ少ないので、もっと環境整備をしていかなきゃいけないな思っています。それと、地域の避難訓練だったりとか、避難所開設訓練に参加をさせていただいているんですけども、参加者の割合が、やっぱり高齢者が多くなってしまっていて、避難所の開設ってやっぱり区の職員さんとか区議さんが駆けつけられるという環境があまりない場合が多いということで、地域の方に備品庫の鍵をお渡ししていたりとか、こういったふうに避難所を開設するんですよというふうにお願いをしているんですけども、そのお願いされている方のほとんど、高齢者の方なんですね。何かあったときに駆けつけられるのが、私たちみたいな20代だったりとか働く世代の皆さんだった方がいいんじゃないかなと思っていて、高齢者の方を逆に避難を誘導したりとか、助けられる存在が、私たちみたいな若い世代がいいなと思います。ただ、目まぐるしく過ぎていく日々の中で、その避難所開設訓練に参加したりとかというのが物理的に難しい方も多くいらっしゃるので、今そこの部分をどうにか若い方が参加できる環境なのか。そのデジタル技術を使って、AIとかというのでシミュレーションができるようにするのかというのをちょっと考えていきたいなと思っています。

小林:今、避難所になっているところは、公民館とか交流館と呼ばれるような、そういう何かシェアスぺースみたいなイメージですか?

仲田:そうですね。あとはやっぱり学校が多いですね。避難所開設訓練は学校でした、地域の。

小林:ぜひ、これ提案なんですけど、鍵って結構本当のリアルな鍵を貸し借りしているんですよね。

仲田:そうですね。

小林:あれスマートロックに替えたら、いつでも鍵開けられるようになるじゃないですか。そうすると夜も、普段スポーツ施設として私たちも使えるようになるんですよね、気軽に。普段使っていると、避難所のときもさくっと開けて、何かトイレの場所も分かっているとか、備品の位置も分かっていたりとかするので、何か普段みんなにとって使いやすい場所にすることで、避難所になったときも、普段どおり使えるようにするというのは、政策的にありなんじゃないかなと思うですけど。

仲田:ありがとうございます。

小林:スマートロック2万円ぐらいでつけられます。今、ネット予約ができないので、そのスポーツ施設も夜使われなかったりとかするので、ぜひやってみてもらえたらうれしいなと。

仲田:はい、ぜひ提案していきたいと思います。

小林:むしろ何か、今のうちに聞きたいことってあります?

塩澤:今、デジタル政策を中心に小林さんやられていると思うので、今後の国家レベルのデジタル戦略の中で、何か自治体、あるじゃないですか、いわゆる何ちゃら特区とか、何ちゃらシティ構想みたいな、いろいろ多分、デジタルデータ都市構想とかもあると思うんですけど、これは絶対取り入れてほしいとか、将来的によりよくなる枠組みだから、ぜひお勧めだよみたいなところをちょっと言える範囲で、僕らも不勉強なところもあるので、言ってもらえると。

小林:今日のメンバーにやってほしいことは二つです。
一つは、さっき実は窓口で待たされて大変だとか、幾つかの窓口に行かなきゃいけないという話、あったじゃないですか。大体出てくる提案って、スマホからSNSを使って行政手続をできるようにしようという話が大体出てくるんですけど。

塩澤:渋谷はLINEでやります。

小林:そうですよね。これはこれで便利なんですけど、やっぱり今まで使ったことがない人からすると、ちょっと面倒くさいとか、分からないとなっちゃうんですよね。
今、窓口DXというのを実はデジタル庁から全国の自治体にお勧めしていて、これはもういわゆるSaaSのモデルなんですね。SaaSのアプリケーションを落とすように、今、国がつくっているこのアプリを自治体がどういうふうにしてくれたら、窓口に行って何の申請書も個人は書かなくていいんですね。免許証からマイナンバーカードを出せば、あとはその場でやりたい手続を言うだけで、自治体の職員の人がパソコンに入力していって、その窓口で全ての手続は終わるというサービスが、結構すぐに提供できるようになっているんですよ。これ区役所がやるといったら、多分1年以内で導入できるんですね。これやってもらえると、もう全ての住民の人が楽になると。

塩澤:それって個人は在宅でできるということですか?

小林:まずは窓口に行くというのが、この窓口DX SaaSなんですね。窓口でワンストップでできるようになったら、単純にあとはそれをオンラインから手続きできるようにするだけなので。オンラインの手続もワンストップになるんですよ。だからこれはもう全世代喜びます。むちゃくちゃ楽になる。なので、これはぜひ、デジタルが苦手と思っているシニアの方には、もう書かない、待たない窓口と言ってもらって大丈夫です。

塩澤:最強ですね。

小林:「1年ぐらいでやります」って言ってもらって大丈夫ですね。これはお勧め政策、まず第一ですね。

二つ目の政策は、さっきの避難所の話とつながるんですけど、公民館、交流館、コミュニティーセンターのDXですね。さっき言ったように、やっぱり本来、令和のシェアスペースのはずが、昭和の鍵の貸し借りと予約が行って名簿に書くというモデルなので、一部の人しか使っていない場所になっているんですよ。これをネット予約して、スマホで鍵が開けられて、Wi-Fi飛んでとなると、ものすごいユーザー体験が変わりますよね。24時間稼働の施設ができ上がるんですね。プラス・アルファ、これをさっきの北区の例でも出ましたけど、公園にカフェができると。これ公園を民営化しているんですけど、公民館も民間運営ってできるんですよ。なので、ローソンが運営する公民館とか、ブルーボトルコーヒーが運営する公民館とかってやれるんです、やろうと思えれば。みんなが集う場所に、やっぱりカフェって必要だったりとか、ほかのサービスも要るじゃないですか。その建物の費用も含めて民間で出してもらうということも十分できるので、この公民館DX、めっちゃお勧めです。

塩澤:先行例はあります?公民館DX。

小林:実は公民館DXはまだないんですよ。なので、これはぜひ初めてを皆さんの地域でやってもらえれば。

塩澤:全自治体初。すごい。

小林:そうです。でも、国の戦略にも実はなっています。ドローンの、物流拠点にやっぱりそういう場所をつくって使っていこうとか。
そうですね。「渋谷区はブルーボトルが指定管理者の公園があります」とコメントが来ています。公園の民営化はパークPFIといって、全国80以上今広がっていて、東京だと宮下公園とか有名ですけど、公園に事業所ができて、そうするともっと、実はコミュニティースぺースとしてはいい場所になるというのがどんどん広がっていけるので、ぜひやってください。

美術館とか博物館とか、そういうところも今、PFI、民間の力で運営しているので、いいと思います。

塩澤:区立の美術館とか博物館がということですもんね。

小林:はい、そうです。そういうこともやれます。

塩澤:ありがとうございます。公民館に関しては、本当に、渋谷区の公民館も、コロナで大分利用者減っちゃったりとかしていて、本当、今後稼働率がすごい低くなっていくというのも課題なんじゃないかとか思っていましたし、おっしゃったように、いつもの人たちがいつも使うだけというふうになっちゃいがちなので、稼働していないと意味がない公民館だなと思ったので、めちゃくちゃやりたいですね。

小林:そうですね。そこがみんなが多世代が混ざる場所とか、多国籍の人が混ざる場所となると、またそこから新しいコミュニティー活動が生まれたりすると思いますし、デジタル化すると、どういう人がどういう用途で使っているのかって分かるようになるので、初めて住民ニーズに合わせて行政サービスができるようになるんですよね。

というわけで、ぜひ地域の、多分選挙に関心がある人たちって、自分たちの公民館とかどうにかならないかなって思っている人たちが結構多いので。
どうぞ、さいとうさん。

さいとう:ありがとうございます。選挙期間、残り短くなってきてはいるんですけど、選挙戦略として、この期間、これは絶対一番頑張ってやった方がいいよみたいな、選挙戦略のお勧めをお伺いできたらうれしいです。

小林:なるほど、そうですね。選挙って熱伝導だと私は思っているんですね。
熱がだんだん周りに伝わっていくことで広がっていくんです。もちろん本人が一番熱いんですけど、何かこの本人の近くにいて、実は熱い人なんだけど、なぜか動いていない人とか、本来この人に熱を伝えれば、本当はもっと温かくなるはずなのに、伝えられていない人というのが、意外と身近にいたりするんですね。なので、何かこう遠くに遠くに広げよう、広げようと思っちゃうんですけど、実は身近にいる、熱伝導率の高いはずの人たちをもう一回ちゃんと、1日の活動が終わったタイミングで少し冷静になって、その人たち取り残していないかな、伝え切れていない人、いないかなというのを見直すというのがいいと思いますね。
そうすると、人に熱が伝わると、その人が10、100と行ってくれるので、やっぱり自分の分身がたくさんできてくるというのはすごく大事だと思います。

さいとう:ありがとうございます。何か今、一番私に必要だったご回答をいただけたので、よかったです。ありがとうございます。助かります。刺さりました。

小林:見ている人にもそう見てほしいなと思うんですけど、候補者って、選ばれた後、どういうリーダーシップを発揮する人なのかなという観点で見てほしいですし、多分本当に身近に見ている人って、そういうふうに見ているんですよね。そうすると、土壇場の一番忙しい選挙のときに、周りのモチベーションとか、周りが心地よいかというのを見ずに、すごく遠くばかり見ているリーダーって、本当にこの人ってちゃんと活躍してくれるのかなって、心配になっちゃいますよね。なので、やっぱりこういう忙しいときほど、一番周りにいる人たちをちゃんと見て、その人たちをしっかりモチベートして、チームとして動かしていく。その姿が魅力的だったりとか頼もしく見えて、ああ、この人やこのチームだったら、当選した後、ちゃんと仕事してくれるんじゃないかという期待値に大きくなっていくという、そういう点もあると思うので、ぜひその点を気にしながらやってもらうといいんじゃないですかね。

さいとう:ありがとうございます。

小林:どうですか? 選挙やってみて、結構楽しくないですか?

塩澤:めっちゃ楽しいです。

仲田:楽しい。

小林:そうなんですよ。だからその感じが伝わっていくといいんじゃないかなと思うので。なので、周りに手伝ってくれているメンバーも楽しいという感じになっていると、とてもいい空気が伝わっていくと思うので、ぜひ楽しんでやってもらえたらと思います。

では、最後にそれぞれ一言ずつメッセージを送ってもらって締めたいと思います。では、仲田さんから、どうぞ。

仲田:ありがとうございます。本日はこういった、私インスタライブ初めてなんですけど、こういった機会をいただいて、ありがとうございました。もっとデジタルとかそういった最新の技術とかに触れて、それを苦手だと思っている高齢者の方とか、私みたいな同世代の方とかに伝えて、もっともっと便利で使いやすい世の中に徐々に変えていけたらなと思うので、しっかりと皆様にお伝えして頑張っていきたいと思います。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

小林:ありがとうございます。塩澤さん、どうぞ。

塩澤:本日はありがとうございました。小林議員とのお話も踏まえて、やっぱり何か、どんなときでも本質的にありたいなと、今本当に改めて思いました。クリティカルに物事を捉えて、課題を言っていく。クリティカルな言葉を述べていくって、小林議員、まさにそんな印象を受けたので、本当、そういったところを見習って。僕も選挙で自分のいい面を見せなきゃみたいなふうに思ったりすることもあったんですけど、そこはもう割り切って、僕は僕で、塩澤よしたかは塩澤よしたかのままでお見せしていけたらと思いますので、この熱量、伝わるように引き続き頑張ります。よろしくお願いします。ありがとうございました。

小林:では、さいとうさん、どうぞ。

さいとう:はい。本日はありがとうございました。先ほどからの視聴者欄のところを見ていて、私の教え子が結構見てくれているなというのを見ていて、それがすごいうれしくて。もちろん選挙に受かってその先というのももちろん大事なんですけど、この選挙期間に頑張っている姿を、もちろん自分の今の教え子であったりとか、あとは違う子供たちであったり、いろんな、若者であったり、大人だったり、そもそも挑戦することの素晴らしさ。結果はいろいろあると思うんですけど、私に限らず、選挙に限らず、いろんな人が何に対して挑戦してもいいし、それを周りの人に素直に頼ってもいいし、支え合ったりとか、みんながチャレンジし合える、そんな環境をつくっていきたいなというところで、まずはこの1週間の戦いを、そういったところも見せていたらいいなと思っております。今回はありがとうございました。

小林:ありがとうございます。本当に3人の純粋な熱い思いを聞いて、ぜひ応援したいと思ってくれた人たちも多いんじゃないかなと思っています。

選挙は具体的にお願いするというのはすごい大事なので、今日見ていただいた皆さん、必ずそれぞれのフォローをしてもらって、そしてできればTwitterとかFacebookとかも探してフォローしてもらって、一言でも何かコメントをつけてもらえるだけで、多くの人に知ってもらえるきっかけになると思いますので、ご協力をよろしくお願いします。そして知り合いがいたら、もう何でもいいんでメッセージを送って、この候補者応援してね、投票してねと言ってもらえると助かります。ぜひ皆さん応援してください。

3人の皆さんも最後まで頑張りましょう。ありがとうございました。選挙が終わったら会いましょう。

最後までありがとうございました。
今、東京は、区議会議員選挙、選挙をカーが走り回っていて、まさに選挙中だなという雰囲気があるので、ぜひこの期間、もう1週間ぐらいしかないので、この期間はちょっと、地元の地域に関心を持ってもらって、投票に行こうと思ってもらえたら。

そして彼ら、彼女らみたいに、新しいチャレンジをしているメンバーがいます。ぜひそういう新しい姿も応援してもらえるとうれしいです。

ありがとうございました。

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