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学校と地域の壁をとっぱらおう~これからの部活を考える~

福山市議の方々の東京出張にあわせて、スポーツ庁・経産省と各議題トータル3時間の意見交換。
議題は

①「部活動の現状と課題」

②「スポーツ施設を中心とした街づくり」

③「地域未来投資促進法の活用」。

 

①「部活動の現状と課題」については、昨今問題になっている先生の部活動顧問の負担や学生の練習時間、休養の必要性など、どのように現場で運用すべきかについて具体的に意見交換がされました。

 

私が意見交換を通じて感じたポイントは2点です。

 

1.部活指導と学校施設運営のアウトソーシング

すでに学校教員の負担は限界に近いうえ、経験者でない先生が顧問として指導している状況もあることを考えると、顧問として見守ることや教育的観点での指導は先生が担うとしても、技術的指導は地域と連携して外部の方に指導いただくのが良いと思います。

 

なお、外部人材の活用については取組が増えてきていますが、学校施設運営のアウトソーシングについてはまだまだ進んでいません。

 

大きな体育館や運動場、プール、放課後の教室など、学校が保有している施設は地域にとっては大変魅力的なものがあります。

 

学校をより地域に開き、子供たちが社会との交流機会をもつことに加え、施設の有効活用により、施設のリニューアル等も可能になるのではないでしょうか。

 

他国では学校のプールを屋内プールで建設し、スポーツクラブに運営を委託している事例もあります。

 

2.中体連の壁をとっぱらう

現在、市や県の大会に出場するには原則学校の部活に所属している必要があります。

人口増の時代はそれで問題なかったのでしょうが、人口減が進む中、一つの学校では部活のチームを作ることができない事例がでてきています。

 

社会環境も変化し、地域のスポーツクラブの役割が大きくなってきている中、そろそろルールを見直すときが来ているのではないでしょうか。

 

国政でも大会参加のルール等について働きかけていますが、県・市でも先行して実施することが可能ですので、今回を機に福山市でも取り組んでいただけることを期待しています。

 

 

昨年から党内でスポーツを成長戦略にということで取り組み、政府の成長戦略に加わりました。福山市が最先端の知恵を取込み、前進できるようサポートしていきます。