2013年12月29日 タクロバン2日目 タクロバンの現状 ツチファウンデーションの活躍
今朝は海岸線から空港付近へ。
空港付近には支援によるテント村ができており、
多くの住民が集団生活を送っています。
中にも入らせてもらいましたが、雨も問題なく丈夫です。
一方、熱がこもるので日中は暑くて中にはいれません。
早くから支援を申し込んだ人たちがテントを手に入れたようですが、
その他の人たちは瓦礫の中から材料を探しだし、
自分たちで仮の住居をつくって暮らしています。
瓦礫からトタンなどを集めている人達と話したところ
1Kg=2.5ペソで買取ってもらえるそうで、
最終的にはマニラやセブに運ばれるようです。
住居建築用の木材も路上で販売されており、
よく聞くと倒れたヤシの木を削って販売しているとのこと。
どちらにせよ電気がまだ市内にはほとんど通っておらず、
電気は発電機を使うしかない状況です。
マーケットの近くでは発電機を使って携帯の充電で商売を
している人達を見かけます。
食料などの支援物資の配給施設にも伺いましたが、
そういった物資は十分な様子。
マーケットでも肉や魚をはじめ食料品や衣料品はしっかり販売されています。
市民の口からよく聞くのはツチファウンデーションの活躍です。
台湾の支援団体のようで、地域住民が瓦礫撤去やインフラ整備の
作業をすればお金を直接支払うというやり方で
支援を行っているようで、やはり直接現金が手に渡ることが
印象に残る様子。
できれば現地で責任者と話したいと考えていますが、
どのような団体なのか勉強してみたいと思います。
日本も600億近くの支援を実施しています。
真に住民の方に必要とされ、かつ心に残るやり方を
検討する必要があると感じます。