地元漁師1000人が選んだ備後フィッシュ
水産改革に伴う漁業法改正案が今週、衆議院本会議で審議入りしました。度々お話ししている通り、資源管理型への移行、漁業権を地元の漁協などに優先的に与える規定を廃止し、企業の新規参入を促進するなど、約70年ぶりの法改正が実現するよう、この臨時国会での成立を目指しています。
一方で、全国の各地域にも、地方行政と民間がタッグを組んださまざまな試みがあります。
備後フィッシュフェス
先日 #福山市 で開催された #備後フィッシュ フェス の様子。瀬戸内海に面した備後圏域には1年中おいしい魚があり、備後の漁師1000人が選んだ25種を備後フィッシュと命名し地域のブランドとして地産地消の推進と、漁業関係者の所得向上をめざすプロジェクトを推進しています。 pic.twitter.com/ohbShwt5ej
— 小林史明(衆議院議員) (@kb2474) 2018年11月17日
私の地元、瀬戸内海に面した備後圏域には、1年中おいしい魚があり、地元の漁師さん1,000人が選んだ25種類の魚たちを「備後フィッシュ」と命名して、地域のブランドとして地産地消の推進と、漁業関係者の所得向上をめざすプロジェクトを推進しています。プロジェクトでは、備後圏域の沿岸4市(広島県福山市、尾道市、三原市、岡山県笠岡市)、漁業関係団体と道の駅等が連携して、備後フィッシュを使った料理教室を開催したり、備後フィッシュが食べられるお店を認定したり、イベントを開催したりしています。
今月始めに開催された「備後フィッシュフェス」もそのプロジェクトのひとつで、私も参加して出展者および地元のお魚好きの皆さんとおしゃべりしながら、備後フィッシュを使った料理や同時開催されたワインフェスで提供された地元産のワインを楽しみました。
この時期はカサゴ、カレイ、タチウオが選定されていて、お刺身はもちろん、揚げて大根おろしなども美味しいのですが、これから冬に向かって、アナゴやシャコなどが美味しくなります。地元の皆さんはもちろん、県外の皆さんもぜひ遊びにいらしていただき、備後の美味しい魚を楽しんでください。
「備後フィッシュ」25種類の魚たち
春(7種):アサリ、イカ、ウマヅラハギ、サワラ、シログチ、マダイ、メバル
夏(8種):エビ、キジハタ(アコウ)、キュウセン(ギザミ)、シロギス、スズキ、タコ、テンジクダイ(ネブト)、マナガツオ
秋(3種):カサゴ、カレイ、タチウオ
冬(7種):アナゴ、ウシノシタ(ゲンチョウ)、オニオコゼ、ガザミ(ワタリガニ)、クロダイ(チヌ)、シャコ、ヒラメ
■お知らせ
私たち若手議員の取組みを描いた本が出版されました。一昨年の年末、高齢者への3万円の給付に私や小泉議員が異論を唱えたところからスタートし、 高木 新平 (Takagi Shimpei) 君に手伝ってもらった「レールからの解放」・「厚労省分割案」・「人生100年時代の社会保障へ」、そして「こども保険」構想へとつながっていった500日。同世代の民間有識者の同志と2020年以降の未来を見据えて議論したいという想いでサポートをお願いし、最後まで粘り強く伴走してくれたRCF 藤沢 烈 (Retz Fujisawa)さんの著書です。
普段テレビや新聞で報道されない、議員の政策立案過程のリアルな姿が見て取れる貴重な本だと思います。ぜひ読んで見てください。