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2013年9月11日自民党青年局台湾訪問を終えて 李登輝元総統の講演

本日20時頃、帰国しました。
少しずつ台湾の日程を振り返りながら書いていきたいと思います。

9月10日の午後、馬総統を表敬訪問したのち、李登輝元総統の
講演を聞く機会をいただきました。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0910&f=politics_0910_001.shtml

以前から知人から推薦図書として、李登輝元総統の著書である「武士道解題」を
読んでおり、直接講演を聞けることを本当に楽しみにしていました。

強く言われたのは、日本人は自信を取り戻せ!と。
現在、震災をはじめ厳しい状況にあるが、過去を振り返れば、
戦後の復興、さらにさかのぼれば明治には農業中心の国内産業を、
租税の税収を投入し、工業国へと進化を遂げることができた国なのだと。

加えて主張されたのは中国との関係について。
尖閣の領有権については決して譲ってはならないと。
共同利用の提案などは入口にすぎず、妥協すれば、他国と同様に
厳しい状況になっていく、というアドバイスでした。

90歳を超え、ここ最近、日本国内で手術を受けた方とは思えないほど、
熱のこもった力強い講演をいただきました。

異国の若輩たちに貴重な時間を割いていただいた、その気持ちに応えられるよう精進します。