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2013年9月22日内海を過疎地再興モデルに 生業の創出と交流人口増の実現

突然ですが、内海町を過疎地の再興モデルにすべく、プロジェクトをスタートします。
とりくむ訳には、個人的な想いと、今後の日本を考えての想いがあります。

■個人的に
大学時代から春~秋にかけて、毎週末といっていいほど逗子(神奈川)の海に通っていました。
別にサーフィンをしていたわけではなく、現地で知り合った人や大学の仲間と
海辺で過ごすことが心地よかったからです。
昨年春に福山に戻ってから、なかなか時間がとれず、海が恋しくなることが多かったのですが、
冷静に考えると、内海はのぞみが停車する福山駅から約30分でいけるリゾートなのです。
見て回るかぎり、少し環境を整えて情報発信を考えれば、もっと活性化する場所になると確信しました。

福山という街は十分に魅力があり、バランスのとれた街です。
工業あり、サービス業あり。医療機関も今後の課題はあれど、整っています。
ただ、公園がすくなかったり、スポーツを楽しむ場所が少ない。自然の中で遊ぶ環境がないなど、心に余裕を持って楽しめる場所が少ないと感じます。

鞆の浦は文化的に楽しめる場所として福山の宝になるでしょう。
内海はより活動的な場所として、福山の宝になると思います。

■今後の日本を考えて 
※データが収集しきれておらず、推測ばかりなことご容赦ください。

今後、日本は人口減少が進みます。
このことはこれからの政治を考えるうえで無視することはできません。
そういった状況の中で必ず今後周辺部の過疎化が進んでいきます。
だからこそ、早急に過疎地をどう位置づけるか、再興するかを検討すべきです。

現時点で私が思う過疎地の位置づけは、これからの成長エリアととらえており、
かつ過疎地の活性化こそが少子化対策の近道と考えています。

■なぜ成長エリアか?
日本経済は成熟期を迎え、働き手の気持ちも高度成長期の頃のようにがむしゃらに働く、というよりも、心に余裕をもちながら生きていきたいというように変わっています。
今後、多くの方がリラックスできる環境を求めるようになると予想されます。
ニーズにあった環境を整えることができれば、近隣の都市部との交流人口を増やすことができるはずです。

さらに、日本は人口減少が予測されますが、世界的には人口増となります。
より食糧確保が重要な時代となっていくことは間違いありません。
国内は勿論、海外で農水産物の需要が高まります。
過疎地で、ニーズをとらえた生産ができればチャンスがあるはずです。

■なぜ少子化の解決になるか?
出生率については最近少し傾向が変わってきているものの、
都市部より地方の方が出生率は高くなっています。
※要因分析などもっと必要ですが。。。。

上記の理由で内海町の再興に取り組んでいきます。
すでに内海の将来を憂う有志の方々がいるからこそできるのですが。

■取組予定

①生業の創出
・新たな養殖業の検討
代々漁業が盛んな地域ですが、現在は漁獲も減り、
海苔の養殖がメインとなっているので、
その他、付加価値が高く海外でのニーズも高い品種の養殖に取り組んではどうかと考えています。
加えて生産の安定する養殖であれば、次世代の担い手も確保可能です。
水産庁の協力をえながら進めていきたいと思います。

・既存産物の販路拡大
タイの養殖など営んでいるものの販路が開拓できておらず、生産をのばすことができていないのが現状です。経済産業省などの知恵をかり、国内外での販路拡大に取り組んでいきます。

②交流人口の増加
・自然を生かした観光振興
必要な環境整備を地元の自主的な活動で実施し、
夏の海水浴シーズン以外にも、海辺で休日を過ごす魅力を発信していきたいと考えています。
トライアスロン大会を実現しようという構想もすでにあるようです。

まだまだ現状把握と解決アイディアがたりないので、
地元の皆さんと意見交換しつつ修正していきたいと思います。

この件だけに専念することは難しいのですが、
内海町の有志のみなさん、若手交流会の有志など、
協力者を集いながら結果をだしていきたいと思いますので、
興味を持っていただけましたらご協力宜しくお願いいたします。