2013年9月10日自民党青年局台湾訪問 2日目 基本動作の大切さ
青年局の一員として9月9日~9月12日まで台湾を訪問しています。
本日二日目は、朝、忠烈祠(国立墓地)献花を終え、台湾の馬総統に表敬訪問しました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1003D_Q3A910C1PP8000/
総統自ら100名近い訪問団に対し、一人ひとり握手をしてまわるなど、
大変丁寧な対応をいただき、我々が日頃感じている以上に日本を
重要視していることを肌に感じました。
今回の訪問を機に日本と台湾の歴史について改めて学びましたが、
深い絆の存在とともに、それを築いてきたのは、民間の方々・議員が協力しての人と人の繋がりによる外交であるということに気づかされます。
正式な外交関係がないからこそ、人の絆で創り上げてきた日台関係。
これまで先輩方が築いてきた歴史を受け継ぎ、さらに深めていけるよう努力していく覚悟です。
さて、今回の訪問(研修)において、外交の基礎を肌に感じることができたように思います。
スピーチでこのような話がありました。
「馬総統の政権において、日台関係で進歩がありました。その一つの象徴は、東日本大震災の追悼式における指名献花です」と。
昨年の追悼式は民主党政権下で実施されましたが、そのとき、台湾の代表は指名献花に
参加することはできませんでした。それは、中国への配慮が理由です。台湾を正当に扱うことで、中国が反発することを恐れての対応なのですが、震災時約200億の復興寄付金を寄せてくださった国への対応として、
それが正しい判断だったのでしょうか。
冷静に振り返ると異常な対応であり、大変失礼であったと思います。
一つの式典への参加・不参加。
個人の生活においても判断をする機会が多くあります。
どう対応するか。その対応によって相手はどう感じるか。
必要な配慮は社会人として基本動作です。
ただ、この基本動作が国同士の付き合いにおいても基礎であり、重要な部分なのです。
頭では理解していても、肌で感じるとまた強く心に残ります。
人としての基本動作を改めて見直そうと思った一日でした。
李登輝元総統の講演・台湾国会議員との意見交換など濃い内容でしたので、
それはまた後日。
※すべての場において、東京五輪招致についてお祝いの言葉をいただき、
改めて実感するとともに、感謝の気持ちがこみ上げてきます。
本当に良かった。決してこの機会を無駄にしないよう、頑張りましょう。