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「憲法9条をノーベル平和賞に」 韓国元首相らが推薦署名に賛同するという行動から気づかされること

ここ数年の隣国の動きによって、私たちは多くのことを気づく機会をいただいています。
今回も重要なことを教えて貰ったのではないでしょうか。

「憲法9条をノーベル平和賞に」 韓国元首相らが推薦署名に賛同

以下リンクより引用 http://www.sankei.com/world/news/141218/wor1412180055-n1.html
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戦争放棄を定めた日本の憲法9条をノーベル平和賞に推薦しようという署名活動が韓国でも始まった。聯合ニュースが18日伝えた。

報道によると「日本平和憲法9条をノーベル平和賞に推薦する韓国委員会」が組織され、座長に李洪九(イ・ホング)元首相が就いた。「戦争放棄と交戦権の否定を宣言し、東アジアと世界の平和のとりでの役割を果たしてきた平和憲法が存続することを願う」として、安倍政権の改憲の動きを牽制(けんせい)する推薦文を作成、すでに最高裁長官経験者や文化人ら約50人が署名をすませたとしている。

憲法9条にノーベル平和賞の授与を求める運動は昨年、神奈川県の主婦が始め、これまでに世界で約40万人が署名したという。

ただ、韓国は、ノーベル賞受賞をめぐり日本への対抗意識が強いお国柄だ。今年のノーベル物理学賞に3人の日本人の受賞が決まった際には、主要メディアが「韓国人が受賞できない理由」について、日本と比較する特集記事を掲載したほど。それだけに、今回のような、日本の受賞を韓国が支援するという動きは異例のことだ。
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日本に対抗意識をもち、批判的な感情をもっている国がなぜ日本の憲法9条をノーベル平和賞に推薦するのでしょうか?

9条がノーベル平和賞を受賞し、日本国が見直すことに対し後ろ向きになることで、韓国にとって明確なメリットがあるということでしょう。

何事も現状を変更することには不安や抵抗感が必ず伴うものです。
だからこそ課題を直視し、徹底的に現実的な検討をするべきです。
隣国から貴重な気付きをいただいた今こそ、皆様と一緒に、感情論ではなく冷静に考える機会にしたいと思います。