40歳になりました
40歳になりました。
昨年、39歳の誕生日に書いたブログを見返しながら、あっという間の1年だったなと感じていますが、これまで取り組んできたプロジェクトの成果を感じられる期間になりました。
デジタル庁副大臣の時に立ち上げたデジタル臨時行政調査会におけるアナログ規制改革については、この通常国会で法改正が予定されていますし、その他の1万近い政省令や通知・通達・ガイドラインについても今年、来年で全て見直しが行われる予定です。
昨年秋から取り組んできたスタートアップ政策についても、党で取りまとめた提言をもとに政府として初の中長期の計画として、スタートアップ5ヵ年計画が策定されました。
特に、ストックオプションに関連する制度や税制など、これまで手をつけてこられなかった構造的な問題の解決に踏み込んだことは大きな進展です。先日、日経ニュースプラス9で最新の状況について解説したので、ぜひ見て下さい。
上記の改革が着実に進んでいけば、個人も企業ももっと自由に経済活動が可能になり、新たな成長産業が沢山生まれ、日本や世界が抱える社会課題の解決と経済成長を実現できる未来が拓けてきます。
さらに、今取り組んでいるリスキリング・労働移動・構造的な賃上げの政策を仕上げることで、誰もがいつでも必要なスキルを獲得できる機会があり、今の勤め先や別の企業、もしくは起業やフリーランスなど、自らの意思でキャリアを選択し、個人の意欲と能力が最大限発揮できる社会を実現していきたいと考えています。
地元福山では仲間とともに立ち上げた一般社団法人ふくやま社中の各プロジェクトが多くの人たちの協力を得て、加速的に広がってきています。
学生に創業体験を提供するSta-shから生まれたSTUilyプロジェクトは高校生・中学生が自己実現をする場として進化し、生徒会サミットなど学校を横断した新しいプロジェクトも始まりました。
福山青年会議所メンバーの大きな協力のもと開催することができた、せとうちビジネスコンテストを機に、地域の社会課題解決を目的とした事業に取り組む方も増え、優勝チームのサウナ事業は各地域で仲間を増やしながら事業を拡大しています。
次年度のビジネスコンテストは広島県全域に展開し、着実に瀬戸内全域への展開を進めていきます。
何より嬉しいのは、各種活動で活躍する学生の姿を見た多くの方々が学生たちの可能性に気づき、事業やまちづくりの重要なプレイヤーとして見るようになってきたことです。
多くの人がダイバーシティを獲得することの価値に気づき、行動が変化していくことで、今後さらに地域へのインパクトを大きくできると考えています。
これからの地域発展の鍵はデジタル・デザイン・ダイバーシティの3つのDだと考えています。地元福山で実践しながら、日本全体へ展開していきます。
今年は統一地方選挙の年。私も今日は広島県内の仲間の応援に回っていますが、今まで以上に応援に力が入っています。その背景には、この国を早く変えていくためには、もっと多くの仲間が必要だと痛感しているからです。
これまで書いてきたように、個人としては各プロジェクトで改革を進めることができてきていますし、それに要する期間も短くすることができてきています。ただ、それ以上に社会の変化は早く大きく、そして複雑になってきています。
だからこそ、ともに改革に取り組む仲間を増やし、改革のスピードを100倍・1000倍に加速しなければと考えています。
実際に、国政では規制改革に積極的に取り組む20名を超える仲間とともにチームを作り、各政策に取り組んでいます。地方では青年局の活動を通じて思いを共有した仲間たちが、全国で素晴らしい改革を進めています。今年からインスタライブで各地の仲間の活動を紹介しているので、ぜひ見て下さい。このような仲間が100人・1000人と増えれば、日本はもっと早く変わることができます。
現在、党の副幹事長として担っている自民党改革のプロジェクトでも、中長期の女性議員の育成登用計画を作るなど、これまでにない視点や経験を持った人たちが政治に参画できるよう環境を整えていく予定です。
今現在、思う存分仕事ができているのは、地元でいつも応援していただいている皆さん、そして少しずつ増えてきている全国の支援者のみなさんのお陰です。
今後は私の活動だけでなく、一緒に改革を進めている仲間についても様々な場面で紹介していきますので、ぜひ一緒に応援してもらえたら嬉しいです。
昨年、ルールは変えられるということを書きました。昔、誰かが決めたルールに合わせて今を生きる私たちが生きるのではなく、私たちが自由に、それぞれが活躍できるよう、ルールを変えていく。
これからは、全国の仲間とともにもっと早く、大きく成果を出すことで、日本は変わる、いや、日本は変えられる、と実感できるよう全力を尽くしていきます。
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