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2013年12月21日空き家再生と若者回帰

昨夜から今朝にかけて福山市の内海町を訪問。
なぜかというと、現在ここで空き家の再生とともに、若者をどんどん起業
(農業・漁業・レストランなどなど)させようという活動が活発化しているからです。

そもそも私が内海に興味をもったのは、のぞみがとまる福山駅から30分ほどで
素晴らしい自然と景観が楽しめる場所ということです。
現在は夏の海水浴と釣りでしか注目されていませんが、
まだまだもったいない場所です。


現在は空き家が多くなりそれが課題だったのですが、現在有志で
周辺の空き家を改装し、加えて内海で企業する若者をそこに住んでもらおうという
活動がすすんでいます。

現在日本全国には5000万世帯に対し、5800万の住宅があるということで、
今後、空き家をどうしていくかは重要な政策課題でもあります。

加えて人口の偏在も大きな課題です。
都会に集中し、結果、住みづらく、子供がそだてづらいことにより、
少子化など多くの課題も生み出しています。
魅力的で生業があれば、地域に人が戻ってくるのではないかとも思います。

そこで、私自身も現場はいって、今後の在り方を一緒に考えたいということで
一晩語りあかし、宿泊してきました。

農林水産省や総務省で地域活性化、農村漁村の活性化などがうたわれていますが、
実際に実行する人がいなければ夢物語に終わってしまいます。
その現場の人たちが活動しやすい環境整備、政策による支援は何が必要か。
多くの意見をいただきました。

来年はこの活動を一緒に具体化していきますので、また紹介させていただきます。

※囲炉裏っていいですね。なんともいえない暖かさに、周りを離れられなくなります。