三ツ星議員特別賞受賞:田原さんに国会改革、漁業改革への決意を語る
第196国会三ツ星議員特別賞をいただきました。
政策NPO万年野党が主催するこの賞は、基本的には国会での質問の回数や内容によって、野党の議員から選ばれる三ツ星議員ですが、三年前から与党の議員には特別賞が設置され、初回は平井卓也さん、昨年は平将明さん、そして今年、ありがたいことに、私が受賞しました。
受賞理由として 党内で国会改革・水産改革などの議論を主導、総務政務官として国会答弁などへも評価が高かったことが挙げられ、大変嬉しく思っています。
表彰式では、万年野党会長の田原総一朗さんから盾をいただきました。受賞の喜びを語るスピーチをすることは聞いていたのですが、フタを開けたら田原さんから「朝生」並みの鋭い突っ込みが(汗)。
国会改革の意義を私が説明していたら、田原さんが間髪入れずに「国会改革をいちばん消極的なのは自民党だよ!」と厳しくご指摘され会場が苦笑する一幕もありました。
確かに過去なかなか結果が出てこなかった国会改革ですが、「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」による改革提言申し入れに対し、高市早苗・衆議院議院運営委員会委員長から前向きな発言をいただいたことも報告し、「しっかりやります!」と誓いました。また、「漁業改革って何をやるの?」「どうするの?」と矢継ぎ早にご質問もいただき、資源管理を強化して質の高い魚を高く売れる環境を整えたり、養殖に企業が参入できない規制の改革に取り組む方針を話しました。
国会議員の活動を評価するのが難しい中、このように何かしら仕事が見える化され、評価されることは議員自身も嬉しいし、応援してくださる皆さまや、支えてくれるスタッフへの恩返しにもなると思います。昨晩も漁業改革を一緒に進めている関係者の皆様や総務省時代の秘書官を表彰式に招待して、喜んでもらいました。
今後もいい仕事をして、国民の皆さまにとって有益な政策を立案し実現できるよう、引き続き頑張ります。
■お知らせ
私たち若手議員の取組みを描いた本が出版されました。一昨年の年末、高齢者への3万円の給付に私や小泉議員が異論を唱えたところからスタートし、 高木 新平 (Takagi Shimpei) 君に手伝ってもらった「レールからの解放」・「厚労省分割案」・「人生100年時代の社会保障へ」、そして「こども保険」構想へとつながっていった500日。同世代の民間有識者の同志と2020年以降の未来を見据えて議論したいという想いでサポートをお願いし、最後まで粘り強く伴走してくれたRCF 藤沢 烈 (Retz Fujisawa)さんの著書です。
普段テレビや新聞で報道されない、議員の政策立案過程のリアルな姿が見て取れる貴重な本だと思います。ぜひ読んで見てください。