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青年局:パラスポーツ体験で実感するパラアスリートの凄さとスポーツの力

青年局では毎年、全国有志研修会を開催しています。今回はその前日に、東京2020パラリンピックを見据えたパラスポーツの体験運動会を行いました。実際に競技をすることで、パラスポーツの理解・普及促進に努めることに加え、多様性について学びを深めること、そして青年局メンバーの連携を強化することを目的としています。

全国から集まった国会議員や地方議員、学生ら約150名の参加者たちは日本財団パラリンピックサポートセンターのプログラム提供のもと、シッティングバレーボール、ボッチャ、車いすポートボール、車いすリレーの4競技を対抗戦形式で体験し、いずれも白熱した試合が展開されました。

10人前後の10チームに分けられ、4つの競技を総当たり戦で行いました。パラリンピックサポートセンターの方から、今日の目的は「とにかく楽しむこと」ということで話があり、皆で「I Enjoy!」という掛け声で始まったのですが、政治家は負けず嫌いな人種で、競技が始まった途端、皆必死です。勝つと大喜び、負けると焦ります。最初の競技のシッティングバレーボールは3ゲームで私のチームは1勝2敗、サーブの凡ミスなどで失点することなどが続き、なかなか乗り切れません。

頭ではわかっていたものの、体験してみて認識したことは、日頃自分の持てる全ての機能を使って生活しているので、急に光がなくなったり、音がなくなったり、上半身だけで動かなくてはいけない、など、一部を限定されて動くことが想像以上に難しいということです。例えば、シッティングバレーボール。ボールを扱うことだけでなく、腕だけで体を支える、全身を動かすということをしなくてはなりません。また、アイマスクをして同じ血液型の人を探すというゲームをしましたが、普段、いかに視覚からの情報に頼っているかということを実感しました。

各競技、苦労しつつも何とか乗り切り、最終種目のリレーでは見事優勝。チームも一体感が生まれ、最高の達成感を味わいました。やはり、スポーツは瞬間的に人をつなぐ力があることを実感するとともに、これだけの難しい競技で凄いパフォーマンスを発揮しているパラスポーツ選手の凄さを再認識しました。

このパラスポーツ体験運動会は申し込みをすれば、全国で開催することが可能です。ぜひ一度地域で開催してはいかがでしょうか。

リレーで優勝した私たちの勇姿は下記動画からご覧ください。

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@kobayashifumiaki