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第26回参議院通常選挙を終えて

6月22日(水)に公示された参議院通常選挙は、昨日投開票があり、今回も、自民党広島県連で公認した自民党税調会長の宮沢洋一さんが無事当選しました。党としても、自民党は単独63議席をいただくことができました。

非常に厳しい選挙戦だったことを物語るように、地元の広島県江田島から立候補して、私もずっと選挙戦を一緒に戦ってきた越智俊之さんは、今回の選挙最後の当選者となりました。また、先週応援に回った新人の、永井学(山梨)さん、赤松健(全国比例代表) さんや、現職の朝日健太郎(東京)さん、佐藤啓(奈良)さん、自見はなこさん(全国比例) 、こやり隆史(滋賀)さんも、これまでの実績や地域への貢献が評価され、無事議席を獲得できました。

越智さんと永井さんは地域の活動で実績があり、また、赤松さんは現役の漫画家であり著作権などコンテンツビジネスの専門家でもあります。多様な経験やネットワークがある新人が国政で仕事をするようになること、また、実績と実行力を評価された現職たちとも、今日からまた一緒に働けるのが楽しみです。応援していただいた皆さん、本当にありがとうございました。

選挙戦の終盤で、安倍元首相が銃撃され、亡くなられたことは、まだ気持ちの整理がつかず、多くを語るに至りませんが、安倍元首相の志を引き継ぎ、安心して暮らせる安全な国作りに取り組んでいきます。

まずは、経済再生を今後も進めていきます。ロシアのウクライナ侵攻により、世界的に物価が上昇しています。目の前の物価高騰対策をしながら、国が主導し賃上げ促進に全力で取り組みます。そして、今後の成長分野として、グリーン、デジタル、スタートアップへの投資を拡大し、経済成長を実現していきます。

そして、安倍元首相が提唱し、世界全体の目標となった「自由で開かれたインド太平洋の実現」に向けて、外交・防衛の強化を進めていきます。まずは、年内に、厳しい安全保障環境の中で、日本を守り抜くため、防衛力の抜本的な強化に向けた道筋を明確にしていきます。

憲法改正も、国民の皆様の理解を得ながら、早期の発議と国民投票の実現に向けて取り組んでいきます。

課題は引き続き投票率です。

広島県選管によると、今回の選挙の広島選挙区の投票率は46・79%(福山市は44・46%) で、2019年の44・67%を上回ったものの、全国の52.16%と比べてだいぶ低い結果となりました。これについては、政治家や議員と共に地域に関わる機会を増やし、投票することで社会に影響できて、自分の生活がよくなる実感を持ってもらえるよう、努めていきたいと思います。

今回の選挙で改めて実感したのはテクノロジーの可能性です。コロナ禍でテレワークが進んだことにより、選挙で東京を離れていても、副大臣として政府の仕事ができたことは、これまでの選挙と大きく違うところです。牧島デジタル大臣も定例会見を遊説地からオンラインで行っていました。

投票率の低さから、インターネット投票にも注目が集まりましたが、次回の参院選には少なくとも在外邦人のインターネット投票を実現したいと思います。

引き続き、テクノロジーの社会実装により、フェアで多様な社会を実現すべく、仲間とともに取り組んでいきます。応援よろしくお願いします。

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